2012/05/01
情報の2面性を考える その2
情報は 創りだすことができる ということを ちょっとだけ書きたいと思います。
例えば 「地球温暖化」 という情報は ピックアップする箇所によって
いかにも それらしく創れるのです
もちろん 逆説もそうです
つまり 前回と同じく どちらが正しいと 言いたいのではなくて
情報っていうのは 創りかたによって あるいは 創るときの意図によって
変化してしまうということです
統計だってそうです
分母を何にするかで 結果はまったく違ってきます
グラフだってそうです
軸の創りかたで 見えかたの印象は大きく変わります
また グラフの一部を抜粋すれば
そこから生まれたグラフは まったく別の意味を示します
そういう目で見ると また物事は 違って見えてくるということです
地球温暖化のグラフを調べてみてください
もう1つ
情報を見せるときに 僕も含めた グラフィックデザイナーは 上記のようなことを
考えてデザインしなければならないでしょう
デザインのしかたによって 見た人の印象が 大きく変わるということです
同じ 数字からでも まったく異なる印象を与える デザインを生むことができます
見る側の人も このデザインは 正しく伝えようとしているかどうかを 見極める目を 養ってください
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